荻野目洋子の代表曲人気ランキングを調査すると、常にトップ争いを繰り広げるのが1985年の『ダンシング・ヒーロー(Eat You Up)』と、1992年の『コーヒールンバ』です。さらに『六本木純情派』や『湾岸太陽族』などのオリジナルヒット曲と並び、カバー曲を自らのカラーに染め上げる表現力において、彼女は突出した才能を発揮してきました。
彼女のディスコグラフィには、洋楽ディスコやポップスの名曲をカバーしたアルバムシリーズ『Songs & Voice』なども存在し、原曲へのリスペクトを払いながら独自のグルーヴを注入するスタイルは一貫しています。『コーヒールンバ』の成功は、単なるカバーブームの一環にとどまらず、邦楽ポップス史における「カバーソングの理想形」として今なお音楽関係者から高く評価されています。