竹内結子さんと中村獅童さんは映画『いま、会いにゆきます』での共演を機に2005年に結婚し、同年に長男が誕生しましたが、2008年に離婚が成立。親権は竹内さんが持ち、シングルマザーとして愛情を注いで育ててきました。
竹内さんの逝去時、実父である中村獅童さんの元にも取材が殺到しました。当時、中村獅童さんは関係者を通じて「自分ができる限りの支援や引き取りの準備もある」という意向を示していたと報じられています。しかし、最終的に長男が選んだ道は、中林さんと弟とともに暮らすことでした。
長男にとって、思春期の多感な時期に自分を家族として受け入れ、実の父親以上に親身に寄り添ってくれた中林さんはかけがえのない存在でした。さらに、まだ物心もつかない幼い弟の存在も大きく、「自分が弟の面倒を見る」という兄としての自覚が芽生えていたとされます。中村獅童さんもそうした息子の心情や生活環境の変化へのストレスを深く考慮し、無理に引き取るのではなく、陰ながら見守り必要なサポートを行う立場を選択しました。
法律上、竹内さんの再婚時に長男と中林さんの間で養子縁組が行われていたため、竹内さん亡き後も中林さんが親権者(養親)として法律上の監護を継続することに何ら問題はありませんでした。現在、長男と中村獅童さんの関係は決して断絶しているわけではなく、長男が成人を迎えた現在、互いに一人の自立した人間として節度ある交流を保っていると関係者は語ります。