1992年1月、絶大な人気を誇りながらもBARBEE BOYSは渋谷公会堂でのライブをもって突如として解散を発表しました。この衝撃的なニュースもまた、当時は「メンバーの不仲」や「KONTAの病気・事故による引退説」など様々な臆測を呼びました。
しかし、明かされた真の解散理由は、病気やトラブルによるものではなく、バンドとしての音楽的表現が頂点を極めたことによる発展的解消でした。天才的なコンポーザーであるいまみちともたか(Gt)、ベースのENRIQUE、ドラムの小沼俊明、そしてKONTAと杏子という強烈な個性がぶつかり合い、1つのスタイルを極限まで磨き上げたからこその到達点だったのです。
特にKONTAと杏子によるツインボーカルは、男女の情念や駆け引きを生々しく描き出す日本ロック史上屈指のコンビネーションでした。お互いのボーカルラインが交差する合間に、KONTAが吹き鳴らす鋭角的なソプラノサックスの演奏はバンドサウンドの象徴であり、解散後も二人の固い信頼関係は変わることなく続いています。