Q1:自然治癒すると聞きましたが、病院に行かず放置しても本当に治りますか?
A1:放置しても1〜3年ほどで炎症自体は自然に沈静化することが多いですが、拘縮した関節包が硬いまま固定化し、以前のように腕が後ろに回らない、真上に伸びないといった「後遺症」が残るリスクが非常に高くなります。痛みの強い急性期に炎症を抑え、慢性期に適切なリハビリを行うことで、治療期間を大幅に短縮し可動域を完全に回復させることが可能です。
Q2:ツボ押しは1日に何回、どのくらいの強さで押すのが最も効果的ですか?
A2:1回につき3〜5分程度、朝・昼・入浴後の1日2〜3回を目安に行ってください。力任せに爪を立てたり強く押しすぎたりすると、筋繊維を痛めて防御反応で逆に筋肉が硬直します。「痛いけれど気持ちいい」と感じる程度の強さ(持続圧)を保ち、深呼吸をしながら息を吐くタイミングに合わせてゆっくりと圧力を加えるのがコツです。
Q3:四十肩と五十肩は、治療法やツボの使い分けに違いがありますか?
A3:治療法やアプローチに違いは一切ありません。40代で発症するか50代で発症するかという年齢層の違いだけで、病理学的には同一の「肩関節周囲炎」です。年齢ではなく、現在の症状が「ズキズキ痛む炎症期(急性期)」なのか「動きが固まる拘縮期(慢性期)」なのかという病期に基づいてケアを選択してください。