稲妻レッグラリアットの真実!木村健悟が語る昭和プロレスと現在

稲妻レッグラリアットの真実!木村健悟が語る昭和プロレスと現在

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激動のマット界を生き抜いてきた木村健悟に話を訊いた。穏やかな口調の端々に、過酷な時代を生き抜いた男にしか出せない重みが滲む。

「昔のプロレスはね、毎日が果たし合いでしたよ。誰がエースだとか、誰が上だとか関係ない。リングに上がったら一歩も引かない意地があった。藤波さんとは口も利かない時期があったけれど、あの人がいたからこそ、自分というレスラーの輪郭が出来上がったんです」

現在の洗練されたプロレス界を見つめる視線は温かく、同時にどこか鋭い。「今の選手たちは技術的にも身体能力も本当に素晴らしい。ただ、もっと泥臭くていい。相手への憎しみも、歓声への渇望も、すべて剥き出しにしてぶつかり合う瞬間こそがプロレスの真骨頂ですから」。昭和の黄金期を血と汗で支えた職人の言葉には、色褪せない真実が宿っていた。

井上 凛
著者

井上 凛

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。