現地を歩くと、所々に設置された注意喚起の看板やフェンスが目に入る。一部で囁かれていた「全面立ち入り禁止」の噂。その真相を探るため、公園の維持管理を担う東京港埠頭株式会社および東京都港湾局の公式運用状況を精査したところ、事実が見えてきた。
規制強化の背景にあるのは、護岸の老朽化対策と台風高潮対策工事、そして港湾保安基準の厳格化だ。危険区域や荷役エリアへの侵入を防ぐための境界線引きであり、一般開放区域自体が閉鎖されたわけではない。ただし、釣り具の放置や夜間の騒音トラブル、ゴミ問題に対する監視の目はかつてなく厳しくなっている。決められたエリア内でマナーを守り、安全な足場から東京湾の夜景と竿先を見つめる姿勢が現在の利用者に求められる絶対条件だ。