妊娠後期のお腹の張りにおいて最も重要なのは、「一時的な生理的収縮なのか」「切迫早産の兆候なのか」「前駆陣痛あるいは本陣痛なのか」を正確に区別することです。臨月お腹の張り頻発に悩まされる時期(妊娠36週以降)と、それ以前の妊娠37週未満(早産期)では、同じ張りであっても医学的な危険度が大きく異なります。
特にお腹の張り頻度と間隔を計測することは、産婦人科医が診断を下す上で最大の判断材料となります。以下の比較表で、自覚症状と客観的リスクの違いを確認してください。
前駆陣痛と本陣痛の違いは、「規則性」と「痛みの増強」にあります。前駆陣痛は間隔がバラバラで姿勢を変えると痛みが軽快しますが、本陣痛はどんな体勢をとっても一定間隔で訪れ、次第に痛みが強くなっていきます。