昭和の絶頂期に撮影されながら、過密スケジュールや誌面の都合で世に出なかった幻の秘蔵ショットが存在する。当時の撮影現場はデジタルカメラのないフィルム時代。自然光を活かした屋外ロケーションやライティングにこだわり抜いたスタジオ撮影で、フィルム一枚一枚に真剣勝負が繰り広げられていた。
ノーレタッチのフィルムに刻まれたのは、メイクを落とした直後の無邪気な表情や、衣装チェンジの合間に見せた不意のアンニュイな眼差しだ。現場の撮影スタッフたちが口を揃えて語るのは、彼女の集中力の高さとカメラの前で見せる圧倒的な存在感である。未公開写真の裏側に秘められたエピソードは、彼女が単なるアイドルを超えた希有な被写体であったことを物語っている。