ネット上の検索候補に時折現れる「甘露寺蜜璃 声優 下手」というキーワード。結論から言えば、これは演技力そのものへの批判ではなく、「キャラクターの初期描写に対する視聴者の戸惑い」が生んだ一時的な検索ノイズに過ぎません。
柱合会議で初登場した際、蜜璃は心の中で他の柱たちにキュンキュンとときめくモノローグが中心でした。極度にデフォルメされた甘い声と息遣いが、王道少年漫画のシリアスな世界観の中で際立っていたため、アニメ初見のライト層から「あざとすぎるのではないか」「浮いている」といった違和感として検索された背景があります。
しかし、この評価は『刀鍛冶の里編』で完全に覆ることになります。上弦の肆・半天狗の分身である憎珀天との死闘において、蜜璃が自らの存在意義を叫びながら「恋の呼吸」を繰り出す戦闘シーンでは、喉を限界まで震わせる鬼気迫る絶叫を披露。視聴者や批評家からは「可愛さと力強さの落差に鳥肌が立った」「花澤香菜の真骨頂を見た」と絶賛の嵐が巻き起こり、現在では「甘露寺蜜璃=花澤香菜以外あり得ない」という確固たる評価が定着しています。