自身の正確な現在地を知るためには、正しい足の長さ 測り方を習得する必要があります。誰かに手伝ってもらうのが理想ですが、気恥ずかしさから躊躇する人も多いはずです。ここでは、一人でできる足の長さ測定方法として、テーラーやフィッターも推奨する確実なアプローチを伝授します。
用意するものは「硬めの本(厚みのある辞書やハードカバー本)」と「メジャー」、そして「マスキングテープ」の3点のみです。
測定手順は以下の通りです。
- ステップ1:靴下を脱ぎ、凹凸のない平らな床の上に素足で立ち、背中とかかとを垂直な壁にぴったりと密着させます。両足の間隔は拳ひとつ分(約10cm)開けてください。
- ステップ2:本の背表紙を上にして股の間に挟み込みます。このとき、恥骨(会陰部)に本がしっかりと当たり、自転車のサドルに腰掛けたような圧を感じるまで真上へ引き上げるのが最大のポイントです。遠慮して甘めに当てると、2〜3cm短く計測されてしまいます。
- ステップ3:本が壁と直角(水平)を保っていることを確認し、本の上端が壁に接している位置にマスキングテープで印を付けます。
- ステップ4:その場から離れ、壁につけたテープの下端から床までの垂直距離をメジャーで真っ直ぐ計測します。
スマートフォンに搭載されたLiDARスキャンや最新の3Dボディスキャンアプリも便利ですが、着用しているインナーのたるみやカメラの傾斜によって2〜3cmの誤差が生じることが取材で判明しています。物理的な壁と本を用いたアナログ計測のほうが、現在でも確実性の高い数値を記録できます。