音楽関係者や耳の肥えたクラシックファンの間で、テアトロジーリオショウワの音響評判は極めて高い水準を維持しています。単に音が大きく響くだけのホールとは一線を画し、歌劇場の生命線である「歌手の肉声の明瞭度(アーティキュレーション)」と「オーケストラのふくよかな残響」が見事な黄金比で両立されているためです。
壁面には厳選された天然木が惜しみなく使用され、音響反射板の角度からバルコニー下部の形状に至るまで、コンピュータシミュレーションと実地測定を重ねて緻密に設計されました。残響時間は満席時で約1.5秒〜1.7秒前後に設定されており、セリフの明瞭さを求められる演劇的要素と、シンフォニックな広がりが不可欠な音楽的要素の双方を満たす理想的な音場環境を実現しています。
音響の良さはマイクを通さないクラシック公演のみにとどまりません。近年のミュージカルやハイブリッドな声優イベント、ポップスアーティストのアコースティックライブにおいても、過度な反響で歌詞が潰れてしまうトラブルが極めて少なく、PAを通したボーカルの輪郭が粒立って聴こえるとPAエンジニアからも高く評価されています。