名古屋市図書館の中核を担う名古屋市鶴舞中央図書館は、約140万冊という圧倒的な蔵書数を誇る知の拠点です。地下1階から地上2階まで広がるフロアには、一般図書だけでなく貴重な郷土資料や点字文庫、専門性の高い学術資料が集約されています。多くの利用者が単なる「本の貸出場所」として利用していますが、真価はその高度な連携機能にあります。
特に注目すべきは、オンラインで完結する名古屋市図書館の蔵書検索・予約システムの進化です。名古屋市内のいずれかの図書館に所蔵されている図書であれば、最寄りの区図書館や分館、さらには一部の提携窓口を指定して無料で配送・受け取りが指定できます。市内の配送トラックが巡回するロジスティクス網により、通常2〜4日程度で希望の受取館へ本が届く仕組みが確立されています。
さらに、来館せずに読書を楽しめる名古屋市図書館 電子書籍サービス ログイン機能も大幅に強化されました。手元のスマートフォンやタブレットからIDとパスワードでログインするだけで、文芸書から実用書、児童書、最新のビジネス誌バックナンバーまで即座に閲覧可能です。貸出期間が過ぎると自動的に返却処理が行われるため、返却忘れによるペナルティを気にする必要もありません。