変化の割合の求め方を完全攻略!一次・二次関数の裏技と傾きの違い

変化の割合の求め方を完全攻略!一次・二次関数の裏技と傾きの違い

変化の割合の求め方を完全攻略!一次・二次関数の裏技と傾きの違いの要点を丁寧に掘り下げてご紹介します。

高校受験生の間で「知っているだけで差がつく」と話題になるのが、二次関数(放物線)における変化の割合の裏技公式です。

二次関数 y = ax² において、xの値が p から q まで増加するとき、変化の割合は以下の超短縮公式で求められます。

裏技公式:変化の割合 = a(p + q)

実際に具体例で検証してみましょう。
【問題】関数 y = 3x² について、xの値が 2 から 4 まで増加するときの変化の割合を求めよ。

◆ 通常の解き方(教科書の手順)
1. x = 2 のとき、y = 3 × 2² = 12
2. x = 4 のとき、y = 3 × 4² = 48
3. xの増加量 = 4 − 2 = 2
4. yの増加量 = 48 − 12 = 36
5. 変化の割合 = 36 ÷ 2 = 18

◆ 裏技公式を使った解き方
a = 3、p = 2、q = 4 を公式に代入するだけです。
3 × (2 + 4) = 3 × 6 = 18

わずか1行、暗算なら3秒で同じ答えに到達できます。なぜこの公式が成り立つのか、数学的な証明も極めてシンプルです。

xの増加量は「q − p」、yの増加量は「aq² − ap²」となります。したがって、変化の割合は、
(aq² − ap²) ÷ (q − p) = a(q² − p²) ÷ (q − p)
分子を因数分解すると、a(q − p)(q + p) となるため、分母の (q − p) と約分されて a(p + q) だけが残るという仕組みです。

この裏技は単なる手品ではなく、因数分解の公式に基づいた論理的な帰結です。マークシート方式や答えのみを記述する入試形式では圧倒的なアドバンテージをもたらします。

佐藤 大輔
著者

佐藤 大輔

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