ポケモンの絵を上手く描く人が無意識に行っている最大の秘訣は、「シルエットの単純化」と「正確なアタリ(下書きの基準線)」の作成にあります。初心者が陥りがちなミスは、目や耳といった細部からいきなり描き始めてしまい、全体の比率や頭身が狂ってしまう現象です。
作画を成功させるための具体的なステップは次の通りです。
まず、キャラクターの頭部を「正円」または「やや横につぶれた楕円」で薄く描きます。次に、顔の中心を通る縦と横の十字線(アタリ)を入れます。この十字線の交差点が鼻の位置になり、横線の上に目を配置することで、左右の目の高さや間隔のズレを根本から防ぐことが可能です。
多くのポケモンは、幾何学的な図形(丸・三角・しずく型)の組み合わせで設計されています。全体のシルエットを大まかな立体として把握してから輪郭線を清書していく手順を踏むだけで、デッサン狂いは劇的に解消されます。