ネット上の不動産コミュニティでは「PSなんて間取り図の隅っこにあるだけで実生活には大差ない」といった軽視する意見が見られますが、これは大きな誤解です。PSの存在は、インテリアレイアウトにおけるデッドスペースの主因になります。
PSは壁から数十センチ突き出す形状で施工されることが多く、この「出っ張り」によって壁一面をフラットに使えなくなります。その結果、以下のような問題が頻発します。
- ベッドや大型家具の配置不能:幅140cmのダブルベッドを置こうとした際、PSの出っ張りが干渉して数センチ足りず、中央に寄せるしかなくなって動線が塞がる。
- 既製カーテンレールやラックの干渉:窓際やクローゼット脇にPSが食い込んでいる場合、既製品の収納棚や突っ張り棒が綺麗に収まらない。
- コンセント位置の死角化:PSの陰になった壁面は家具で隠れやすく、電源アクセスの利便性が著しく低下する。
部屋の帖数表記(例:6.0帖)はPSの凹凸を含めた面積で算出されている場合があり、数字上の広さに比べて「使える床面積が著しく狭く感じる」という視覚的・体感的なギャップを生み出します。