共学化の発表以降、ネット上のコミュニティやSNS、掲示板では激しい議論が巻き起こりました。その反応は、世代や立場によって真っ二つに分かれています。
まず、キャンパスライフを送る現役生からは戸惑いの声が少なくありません。相模大野駅から徒歩約10分という好立地にありながら、約17万平方メートルにおよぶ緑豊かで広大なキャンパスは、四季折々の自然に恵まれ、治安の良さと落ち着いた学習環境が最大の魅力でした。「男子がいないからこそのびのび過ごせた」「すっぴんで登校できる気楽さや、女性同士の穏やかな結束が好きだった」という在学生のリアルな口コミは、女子大特有の居心地の良さを如実に物語っています。
一方、同窓会組織や卒業生の間では、伝統への愛着からくる寂しさと、現実を受け止める声が交錯しています。あるOGは「母校の名前が変わってしまうのは胸が痛むが、定員割れで大学そのものが立ち行かなくなるよりは、共学化して名前を残してくれたほうがはるかに良い」と苦渋の決断を評価しました。
ネット上の反応を検証すると、受験生を持つ保護者層からは「女子大という枠組みが外れることで、就職時の選択肢がより広がるのではないか」「管理栄養士を目指す男子にとって、神奈川県西部の有力な進学先ができるのはありがたい」といった前向きな意見も多く見られます。男子用トイレの増設や更衣室の整備、学食メニューの刷新など、受け入れインフラの改修状況についても高い関心が寄せられています。