A7サイズを扱う際、最も頻繁に混同されるのが「名刺」「A6(ハガキ・文庫本)」「B7(パスポート)」の3つです。どれも「手のひら周辺のサイズ」という共通点があるため、目測だけで判断すると重大な発注ミスや収納トラブルを引き起こします。 それぞれの寸法と用途の差異を整理した比較表を用意しました。
まず、A7と名刺サイズの比較における違いですが、名刺は短辺55mm・長辺91mmです。A7は名刺よりも縦に19mm、横に14mm大きいため、市販のビジネス名刺入れや定期入れには原則として入りません。「少し大きめの名刺を作りたい」と考えてA7を選択すると、受け取った相手の名刺ファイルに収まらず迷惑をかけることになります。 次にA7とA6サイズの違いを見ると、A6はA7のちょうど2倍の面積を持ちます。A6は一般的な文庫本や、郵便ハガキ(100mm × 148mm)とほぼ同等です。手帳で言えば、A6は机の上に置いて両手でじっくり書き込む日記帳や手帳に適しているのに対し、A7は立ったまま片手で保持し、親指の可動域だけで素早く走り書きをするスタイルに特化しています。 さらに誤認が多いのがB7とA7サイズの違いです。B7(91mm × 128mm)はA7よりも面積が1.5倍ほど大きく、日本のパスポートとほぼ同等のスケールを持ちます。手の小さい人が片手で端から端までグリップするには少々幅広に感じられるため、「片手操作の機動性」を最優先するならA7に軍配が上がります。