表参道店を訪れるファンの最大の関心事は、定番の「MEXICO 66」の在庫状況、そしてブランド最高峰ライン「NIPPON MADE」と通常モデルとの違いにあります。店頭に足を踏み入れると、精緻なディスプレイの中に数多くのバリエーションが並びますが、その構造や価格帯には明確なヒエラルキーが存在します。
「MEXICO 66」の定番カラーであるホワイト×トリコロールや、キル・ビルを想起させる鮮烈なイエロー×ブラックは、常時補充が行われているものの、ゴールデンサイズ(24.0cm〜27.5cm)は午後を迎える前に完売するケースが珍しくありません。特に免税(Tax-Free)を利用して複数足を購入する旅行者が多いため、サイズ欠けのスピードは一般的なスニーカーショップの比ではないのが実情です。
また、多くの愛好家が指名買いする「NIPPON MADE(ニッポンメイド)」は、鳥取県境港市の自社工場で日本の熟練職人が一足ずつ手作業で製品染めや洗い加工、ステッチワークを施す工芸品レベルの逸品です。上質な国産レザー特有のしなやかな足馴染みと独特のヴィンテージ感は、量産モデルとは一線を画します。表参道店や隣接する専門ストアでは、こうした手仕事の妙を直に確認できるため、価格以上の満足感を得る購入者が後を絶ちません。