RSウイルス(RSV:Respiratory Syncytial Virus)に感染した場合、保育園を休む期間は「平均4日〜7日間(約1週間)」となるケースが最も一般的です。軽症で済めば3〜4日で登園できることもありますが、気管支炎などを併発した場合は10日以上の長期療養を余儀なくされるケースも珍しくありません。
多くの保護者が「インフルエンザのように何日休めばいいという明確な決まりはないの?」と疑問を抱きます。結論から言えば、RSウイルス感染症は学校保健安全法において「第三種その他の感染症」に分類されており、法律で定められた一律の出席停止期間は存在しません。
インフルエンザであれば「発症した後5日を経過し、かつ解熱した後2日(幼児は3日)を経過するまで」という厳格な法的拘束力がありますが、RSウイルスは病状の個人差が極めて大きいため、一律の日数制限を設けることが医学的に困難だからです。
登園再開の根拠となるのが、こども家庭庁および厚生労働省が定める「保育所における感染症対策ガイドライン」です。同ガイドラインにおけるRSウイルスの登園のめやすは、以下のように示されています。
「呼吸器症状が消失し、全身状態が良いこと(発熱がなく、咳などの呼吸器症状が落ち着いており、普段通りの食事がとれる状態)」
つまり、「熱が下がった瞬間に登園可能」というわけではなく、呼吸器症状の回復と食事・睡眠が通常通り行えるかどうかが復帰の決定打となります。