悪魔の実の真価を語る上で避けて通れないのが「覚醒」の概念だ。超人系(パラミシア系)の能力者が覚醒に達した際、自らの肉体だけでなく周囲の物質にまでその性質を付与できるようになる。ドフラミンゴやカタクリが見せた異次元の戦闘が、もしこの能力で再現されたらどうなるか。
触れた地面、建造物、さらには敵が身につける衣服や武器に至るまで、あらゆる物質を即座に「起爆物」へと変貌させる。視界に入るすべてが地雷原と化す空間支配力。爆心地に立ちながら自身だけが無傷で笑うその光景は、もはや天災の領域だ。初期に登場した能力ゆえに底知れぬ伸び代を残しており、読者の間では「もし覚醒者が現れたら四皇幹部クラスの脅威になり得る」と熱心な議論が交わされ続けている。