SNS調査チームがコミュニティ上の利用実態や知恵袋、質問サイトの投稿群を分析したところ、ネットミームの受容を巡って世代間・環境間での明確なギャップが浮き彫りになりました。
「友人とミームのテンプレでリプを送り合うだけで、長文を書かずに今の感情が100%伝わる」「共通のミームを知っているだけで、オンライン上の初対面でも一気に距離が縮まる」といった親密性の向上を評価する肯定的な声が目立ちます。特に10代から20代前半の間では、ミームは単なる言葉遊びではなく、「仲間内であることを証明する合言葉」として機能しています。
その一方で、現場でのトラブルも頻発しています。大手IT企業の人事担当者は以下のように証言します。
「社内チャットツールで若手社員がミーム構文を使って業務連絡を行い、文脈を知らない管理職が不謹慎・不真面目だと受け取ってトラブルに発展する相談が寄せられています。文脈(コンテクスト)を共有していない相手に対してミームを投げる行為は、コミュニケーションの断絶を生むリスクを孕んでいます」