水は出るのにお湯が出ない原因と復旧手順|給湯器の故障判定と費用相場

水は出るのにお湯が出ない原因と復旧手順|給湯器の故障判定と費用相場

水は出るのにお湯が出ない原因と復旧手順|給湯器の故障判定と費用相場を詳しくリサーチ! 知っておきたい 情報と解説を分かりやすく展開します。

Q1:水は出るのにお湯だけが出ない場合、給水管が凍結している可能性はありますか?
A1:十分に考えられます。屋外の配管は「給水管(水用)」と「給湯管(お湯用)」に分かれており、給湯器へ水を送る給水導入管や給湯器直下の給湯配管だけが夜間の冷気で局所的に凍結すると、蛇口の水側からは水が出ますが、お湯側にレバーを倒しても水すら出ない、あるいはお湯側の水圧が極端に落ちて給湯器が着火せず水しか出ない状態になります。配管にタオルを巻いてぬるま湯をかけるか、外気温の上昇による自然解凍をお待ちください。

Q2:賃貸住宅で給湯器が故障してお湯が出ない場合、ホテル代や銭湯代は請求できますか?
A2:原則としてホテル代の全額請求は法的に認められにくいのが実情ですが、近隣の銭湯利用料程度であれば、管理会社やオーナーとの協議により実費補填が認められるケースがあります。また、民法改正(第611条第1項)により、設備の故障によって賃貸物の一部が使用できなくなった場合、その使用不能な割合に応じて「賃料が当然に減額される」と規定されています。日本賃貸住宅管理協会のガイドラインでは、給湯器の完全使用不能時に月額賃料の10%程度(免責期間3日程度を除く)の減額が目安とされていますので、不具合発生日を記録して管理会社と冷静に交渉してください。

Q3:リモコンの電源すら入らない場合、真っ先に確認すべき場所はどこですか?
A3:まずは屋内の分電盤(ブレーカー)を確認し、給湯器専用スイッチが落ちていないかを確かめてください。ブレーカーに異常がなければ、屋外に設置されている給湯器本体の電源プラグがコンセントから抜けていないか、あるいは給湯器コンセントに内蔵された「漏電遮断器」が作動していないかを確認します。大雨や台風の直後は、雨水の侵入による漏電検知で安全装置が作動することがあります。コンセントを抜き差ししても改善しない場合は、内部基板のヒューズ溶断や基板自体の水没故障の可能性が高いため、メーカー点検が必要です。

池田 達也
著者

池田 達也

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。