3月26日の誕生花を調べる際、検索候補に「花言葉 怖い」といったワードが浮上することがあります。その中心にあるのがハナニラです。
ハナニラには「悲しい別れ」「耐える愛」という花言葉が付けられています。一見すると不穏で切ない印象を与えるため、ネット上で「怖い花言葉」として取り沙汰される要因となりました。しかし、この言葉の背景には深い情緒と自然の情景が隠されています。
ハナニラは英語で「Spring starflower(春の星花)」と呼ばれ、青みがかった白や紫の冷涼な色合いをしています。その静かでどこか儚げに咲く姿が、旅立ちや離別を連想させたことが「悲しい別れ」の由来です。また、葉や茎を傷つけるとニラ特有の刺激臭を放つというギャップも、切なさを強調するスパイスとなりました。
しかし、ハナニラには「愛しい人」という前向きで温かい花言葉も存在します。決して呪いや悪意が込められた怖い花ではなく、離れ離れになっても相手を想い続ける一途な純愛を象徴しているのです。