近年、寺社仏閣を巡るだけの旅から、特定の空間や味を目的地とする「観光・カフェツーリズム」へと人々の行動様式がシフトしている。その潮流の最前線に位置するのが、まさにこのル・ミリュウ 鎌倉山だ。
ただモノを消費するのではなく、その場所でしか得られない「豊かな時間」を体験すること。四季折々の自然の移ろいとともにメニューが変わるガトーや、季節限定のコンフィチュールを買い求める旅の手触りは、訪れる人の心に深く刻まれる。地域環境と見事に調和した店舗づくりは、これからの飲食業が目指すべきひとつの理想形を力強く示している。