基本の角度が理解できていても、カップルの体格差や身につけているアイテムによって最適なアプローチは変化します。代表的なシチュエーションごとの対処法を押さえておきましょう。
まず、身長差がある場合のキスの角度です。20cm以上の身長差がある場合、背の高い側が直立のまま顔だけを下げると、急な下向きの角度になり鼻が相手の頬や鼻梁に干渉しやすくなります。背の高い側は軽く膝を緩めるか腰を落とし、相手の目線の高さに近づけた上で、斜め上から包み込むように首を傾けるのがベストです。背の低い側は顎を少し持ち上げ、首を無理に後ろへ反らせず斜め上を仰ぐポジションを取ると美しく決まります。
次に、メガネをかけた状態でのキスの角度のコツです。メガネ着用者同士や片方がメガネの場合、フレーム同士がカチカチと当たってムードを壊す不安がつきまといます。この場合は基本の45度よりも少し深めの50〜60度程度まで傾きを強調するか、キスを受ける側がわずかに顔を斜め後ろに引くことで、フレームの接触を完全に回避できます。あるいは、キスに入る直前にそっとメガネを外す仕草を挟むのもスマートな演出になります。
さらに、至近距離での呼吸が気になる場合の鼻息と角度の対策としても、適切な傾斜は有効です。45度の角度を保つことで鼻腔の向きが相手の肌や目元から外側へ逃げるため、呼吸が直接吹きかかる不快感を防ぎ、最後まで心地よい密着感をキープできます。