日米の野球ファンが最も注目しているのが「日米野球の次回開催時期」です。結論から言えば、NPB(日本野球機構)およびMLB(メジャーリーグベースボール)から次期日米野球の開催に関する公式発表は出ていません。かつては2年に1度、偶数年の11月に定期開催される枠組みが整えられていましたが、2018年秋の開催を最後に事実上の休止状態が続いています。
球界関係者の証言や報道各社の取材データを総合すると、最大の要因は「秋のオフシーズンにおけるトップ選手の招集難度」にあります。MLBのポストシーズンは年々過密化しており、11月上旬までワールドシリーズがもつれ込むケースが定着しました。シーズンを戦い抜いた主力選手が数日のインターバルで極東へ遠征することは、選手のコンディション管理および所属球団の意向から極めて困難な情勢となっています。
現在、日米間の公式球宴興行としては、秋の日米野球ではなく、MLBレギュラーシーズンの「東京ドーム開幕シリーズ」や、春の「WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)」にリソースが集約されています。単発のエキシビションマッチとしての次回開催は、MLB選手会との労使協定や保険問題の抜本的見直しがない限り、当面の間は開催のハードルが高いと見られています。