ローファーにはいくつかの代表的なバリエーションが存在し、それぞれ装飾や与える印象が大きく異なります。手持ちの服や着用シーンに合わせて最適な一足を選ぶために、その違いを整理しておきましょう。
■ コインローファー(ペニーローファー)
装飾がサドルとスリットのみという極めてミニマルな設計。アイビールックやプレッピースタイルの象徴であり、最もベーシックで汎用性が高いのが特徴です。デニムからスラックスまでどんなボトムスとも喧嘩せず、適度なカジュアル感と端正さを両立してくれます。
■ タッセルローファー
甲部分に房飾り(タッセル)があしらわれたデザイン。もともとハリウッド俳優の特注品から生まれたとされ、米国では弁護士の靴として認知されるほどドレッシーな格式を持ちます。クラシックかつエレガントな雰囲気が漂い、英国調のセットアップや大人のドレッシーな装いに抜群の相性を誇ります。
■ ビットローファー
馬具の「くつわ」を模した金属パーツ(ホースビット)が甲に飾られたタイプ。1953年に「GUCCI(グッチ)」が発表したことで世界的なアイコンとなりました。金具の艶感がアクセントになり、足元にラグジュアリーな華やかさをプラスしたいときに重宝します。