ソーシャルメディアや実況配信のコメント欄では「呪い=ゴミ箱行き」という認識が定着していますが、上級者や大規模サーバーの運営者たちの間では全く異なる視点で評価されています。消滅の呪いには、特定のゲーム環境において「他のエンチャントでは代替できない絶対的な防衛アドバンテージ」が存在するからです。
最大のメリットが発揮されるのが「対人戦(PvP)サーバーや略奪が許可されたマルチプレイ環境」です。通常、プレイヤーが討伐されると所持していた武具はすべて敵プレイヤーの戦利品として奪われます。しかし、消滅の呪いを付与した最高峰の装備一式を持っていれば、万が一返り討ちに遭ったとしても、敵に強力な武器やツールを鹵獲される事態を100%阻止できます。「敵を利するくらいなら灰にする」という軍事的な焦土作戦をシステムレベルで実行できるのです。
また、一般的なサバイバル環境においても「安全が確保された拠点内限定の養殖・素材集め用ツール」としての使い道は極めて優秀です。例えば、自宅の安全な湧き潰しエリア内で経験値トラップや釣り堀に籠もる際、消滅の呪い付き釣竿であっても「修繕」と「入れ食いⅢ」さえ付いていれば、壊れることなく無限に魚やお宝を釣り上げ続けられます。要するに、「死ぬ危険がゼロの場所で作業する限り、消滅の呪いは実質的なデメリットがゼロ」なのです。
さらに、釣竿は海洋バイオームでのボート移動や水中作業、さらにはMobを引っ張るユーティリティツールとしても活用されますが、「死んだら消える消耗品」と最初から割り切って使うことで、インベントリに溜まる釣竿の断捨離ストレスから解放されるという心理的メリットを挙げるベテランも少なくありません。