会場で特に大きな脚光を浴びるのは、日本中を沸かせたスポーツ選手や、長年にわたり芸術・学術の発展に寄与してきた文化功労者たちだ。前人未到の記録を打ち立てたアスリートが、両陛下から競技の裏側について尋ねられ、思わず笑顔を見せる場面は印象的だ。
「テレビ画面越しに見ていたお姿が目の前にあり、胸がいっぱいになった」――そう語る招待者の言葉からは、この場に立つこと自体の重みがひしひしと伝わってくる。文化功労者として招かれた第一人者たちにとっても、皇族方からの直接のねぎらいは、これまでの歩みが報われる最上の栄誉なのだ。