もっとも、かつてのように「番組が終われば価値が暴落する」という常識は崩れつつある。YouTubeのレビュー動画やAmazonプライム・ビデオといった動画配信サービスの普及により、過去作に触れた子どもたちが数年前の玩具を欲しがる現象が日常化したからだ。
世界的な大ヒットを記録し続けるポケットモンスターの周辺グッズも例外ではない。親世代にとっては「数年前のアニメのグッズ」であっても、配信で初めて作品に出会った子どもにとっては「いま一番欲しい宝物」になる。世代と流通のズレが、この店において奇跡的なマッチングを生み出している。