ビジュアルの美しさに注目が集まりがちですが、俳優としての真骨頂は憑依的とも評される演技力の高さにあります。
実写映画『約束のネバーランド』(2020年)では、天才的な頭脳を持つ少年・ノーマン役を熱演。原作ファンの厳しい視線が集まる中、ノーマンの内に秘めた葛藤と気高さを完璧に具現化し、実写化成功の立役者となりました。
さらに社会現象となったドラマ『silent』(2022年、フジテレビ系)では、川口春奈演じる主人公・紬の弟である青羽光役を担当。姉を陰ながら支え、登場人物たちの感情の機微を敏感に察知する繊細な演技は、視聴者の涙を誘いました。
そしてNHK大河ドラマ『どうする家康』(2023年)では、徳川四天王の一人である井伊直政(万千代)役に抜擢。「美しすぎる小姓」としての鋭利な眼光と、戦国乱世を泥臭く駆け抜ける気迫のこもった芝居を披露し、従来のイメージを覆す力強さで幅広い年齢層の視聴者を唸らせました。2026年に至るまで、毎クールのように話題作への出演が途切れない理由は、この確固たる芝居力に裏打ちされています。