歴代の卒業生たちが歩むセカンドキャリアの多彩さも、近年の大きな見どころとなっている。第12代を務めた福尾誠は、順天堂大学大学院で体操競技のコーチングを研究していた本格派だ。卒業後はその端正なルックスと抜群の身体能力を活かし、ファミリー向けのミュージカルや単独ステージイベントで熱狂的な支持を集める。声優業への挑戦や広告出演など、教育の枠組みを飛び越えたエンターテイナーとしての開花は目覚ましい。
一方、歴代最長となる14年間にわたり第11代を務め上げた小林よしひさは、確固たる地位を築き上げた先駆者だ。「ブンバ・ボーン!」で日本中を沸かせたコミカルな表現力と確かな技術を武器に、情報番組のコメンテーターからYouTube発信、食育インストラクターまで幅広く活動を展開している。子ども向け教育番組で培った「全世代に愛される誠実さ」は、卒業後のタレント市場において極めて強力な武器となっている。