Q1:アメリカの現地のカフェで「American coffee」と注文しても通じますか?
A1:基本的にそのままでは通じないか、怪訝な顔をされる可能性が高いです。アメリカンコーヒーは日本の和製英語であるため、現地では「Regular coffee(レギュラーコーヒー)」、もしくは「Drip coffee(ドリップコーヒー)」と注文するのが標準的です。シアトル系カフェなどでエスプレッソをお湯で割ったものを飲みたい場合は「Americano(アメリカーノ)」と頼みましょう。
Q2:どうしても自宅の深煎りコーヒーをお湯で薄めて飲むのは邪道でしょうか?
A2:決して邪道ではありません。専門用語で「バイパス抽出」と呼ばれる技法があり、雑味が出やすい後半の抽出をあえて行わず、前半のクリーンな濃縮液にお湯を足して濃度を調整する手法はプロの現場でも広く採用されています。ただし、それは「濃いドリップをお湯で割ったもの」であり、本来の浅煎りアメリカンとは味わいの性質が根本的に異なります。
Q3:喫茶店で「アメリカン」を頼んだ際、お湯割りかどうか見分ける方法はありますか?
A3:カップに注がれた液体の色合いと香りで判別が可能です。本来の浅煎り豆で淹れたアメリカンは、光にかざすと紅茶のように透き通った赤褐色〜琥珀色をしており、柑橘系やフローラルな香りが立ち上ります。一方、深煎りをお湯割りしたものは、色は黒っぽく濁っており、香ばしい焙煎香や苦味が前に出ます。