語学講座と並んで名物コンテンツであった『気象通報』の扱いについても、防災関係者や海事従事者の間で議論が交わされてきた。観測データを読み上げる独特の放送形式は、船舶の安全航行や山岳気象の把握において不可欠な情報源として親しまれてきた経緯がある。
気象データのデジタル化が進んだ現代においても、通信インフラが遮断された非常時におけるバックアップとしての価値は高い。このため、完全な廃止ではなく、デジタル音声配信でのアーカイブ化や、他波での短縮版放送など、必要な層へ届けるための補完措置が慎重に検討されている。