法的な無効性とは裏腹に、ビエンチャン市内やルアンパバーン、バックパッカーで賑わうバンビエンなどの観光拠点では、旅行者向けのレンタルバイク店が数多く営業しています。店頭ではパスポートの原本を預けるかデポジット(保証金)を支払うだけで、免許証の確認すら行われずにスクーターや小型二輪車が貸し出される実態が日常化しています。
「店側が貸してくれたのだから運転しても問題ない」と受け止める旅行者が後を絶ちませんが、店舗は車両を貸し出しているだけであり、公道走行の適法性まで保証しているわけではありません。近年、主要都市の幹線道路や観光エリア周辺では警察による外国人旅行者を対象とした検問取り締まりが強化されています。
警察の検問で日本の運転免許証や国際運転免許証を提示しても有効な運転資格とは認められず、その場で無免許運転として呼び止められます。現場では正規の反則金納付手続きではなく、高額な罰金の即時支払いを求められるケースや、車両の即時差し押さえといったトラブルに直面する旅行者が後を絶ちません。