この遺体の存在が世界的ニュースとして躍り出た最大のきっかけは、メキシコ連邦議会で開催された公聴会だった。長年にわたり未知の現象を追うジャーナリストとして知られるハイメ・マウサン氏が、透明なケースに入った2体のミイラ状遺体を議員らの前に提出。公的な議場という異例の舞台で「人間ではない非地球性生命体である」と証言したのである。
この過激とも言えるパフォーマンスは、政治界と科学界に激しい論争を巻き起こした。マウサン氏の主張に対しては強い懐疑論が投げかけられたものの、国家の最高意思決定機関で未確認遺体の真偽が公然と論じられた事実は、世界中の主要ニュースメディアでトップニュースとして報じられることとなった。