三木鉄道記念公園の現在と廃線跡を歩く!見どころや駐車場・駅舎情報

三木鉄道記念公園の現在と廃線跡を歩く!見どころや駐車場・駅舎情報

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かつて終着駅として多くの乗客を迎え入れた旧三木駅。その跡地に広がる三木鉄道記念公園の現在の姿は、懐かしさと開放的な心地よさが見事に同居した空間です。現地に足を踏み入れると、まず目に飛び込んでくるのが、綺麗に保存された一段高いコンクリート造りのプラットホームと、そこから真っ直ぐに伸びる赤錆びたレールです。

構内には駅名標や車止め、腕木式信号機が当時の佇まいのまま配置されており、目を閉じれば単行の気動車が気笛を響かせて滑り込んできそうな錯覚に囚われます。廃線直後は線路の撤去や敷地の荒廃が懸念された時期もありましたが、三木市による周到な跡地整備事業によって、現在は市民が思い思いに散歩を楽しみ、ベンチで読書に耽る穏やかな憩いのパークへと昇華しました。

週末になると、小さな子どもが本物のレールの上をバランスを取りながら歩き、その姿を笑顔で見守る保護者の姿が日常の風景となっています。産業遺構を柵で囲って遠ざけるのではなく、市民の生活空間として開放しながら記憶を残すという、地方都市における廃線跡活用の先進モデルがここにあります。

池田 達也
著者

池田 達也

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。