ネット上の言説において、「ギニュー特戦隊はポーズが面白いだけのギャグキャラクター」と過小評価されるケースが散見されますが、これは当時の物語構造を見落とした完全な誤解です。
当時、悟空たちが到着する前のナメック星において、ベジータは戦闘力2万4000〜3万近くまで上昇し、キュイやドドリア、ザーボンを撃破していました。しかし、ギニュー特戦隊の主力であるリクームに対しては、渾身の連続攻撃を浴びせても傷一つ負わせることができず、ベジータ・悟飯・クリリンの3人が文字通り骨折・瀕死の絶望に叩き落とされました。
「ふざけたポーズを取りながら、実力は底知れず冷酷で強い」というギャップこそが、当時の読者に凄まじい恐怖と絶望感を与えた本質です。単なるコミックリリーフではなく、圧倒的な暴力性を持つエリート戦士が本気でポージングを磨いているという狂気性こそが、ギニュー特戦隊を色褪せない名キャラクターたらしめている要因です。