日常的に感じる背部や肩甲骨の痛み原因の多くは、長時間の同一姿勢による筋肉の緊張です。しかし、どれだけ湿布を貼っても休養をとっても引かない鈍痛や、刺すような鋭い痛みがある場合、安易な自己判断は禁物です。
筋肉痛であれば姿勢を変えたり入浴で温めたりすることで一時的に和らぎますが、内臓疾患の初期症状として現れる「関連痛(放散痛)」は、患部を直接動かさなくても持続的に痛むという決定的な特徴があります。筋肉のトラブルだと思い込んでマッサージに通い続けた結果、背後にある重大な病変の発見が遅れてしまう事例は後を絶ちません。痛みの質がいつもと違うと感じた時点で、警戒レベルを引き上げる必要があります。