2026年のミラノ・ファッションウィーク。永野芽郁がアンバサダーを務めるブランドのショーで見せた衣装は、世界中のファッショニスタの度肝を抜いた。極薄のシースルー素材をあしらったモダンなドレスは、彼女の持つ透明感を最大限に引き出していた。しかし、アートとしてのファッションが消費される過程で、ネット上の視線は別の方向へと向かってしまう。
「美しい」という称賛の声が上がる一方で、日本のネット掲示板やSNSでは、衣装の「透け具合」に関する過剰な検証が始まった。ディテールの美しさを語るはずの文脈が、いつの間にか性的な好奇心へとすり替えられていく現象は、現代のネットカルチャーが抱える大きな病理の一つと言える。