六代目山口組の総本部が位置するのは、兵庫県神戸市灘区篠原本町4丁目の住宅街です。六代目山口組組長・司忍(本名:篠田建市)体制下においても絶対的な中心地として機能してきたこの場所ですが、現在その門扉が威風堂々と開くことはありません。
警察当局による常時監視体制が敷かれており、総本部の周辺路地には兵庫県警の車両や私服捜査員が配備されています。かつて年末の「納会」や正月の「事始め」、毎月の「定例会」などで見られた、黒塗りの高級車が何十台も列をなす光景は完全に消滅しました。近隣住民の証言や現場取材によると、敷地内への人の出入りは維持管理を担うごく一部の当番組員や関係者に限られており、静まり返った異様な緊迫感が漂っています。