INFOBARを象徴するカラーリングといえば、真っ先に思い浮かぶのが「錦鯉(NISHIKIGOI)」だ。赤と白のベースに濃紺と黄色のアクセントが規則正しく並ぶTileキーは、一目でそれとわかる強烈なアイデンティティを確立した。
プロダクトデザインにおける「色」の重要性を、ここまで雄弁に語ったガジェットが他にあっただろうか。和の意匠を現代的なインターフェースへと昇華させた手腕は、海外のクリエイターからも絶賛を集めた。手に触れるたび、視線を注ぐたびに所有者の感性を刺激する仕掛けが、そこには凝縮されている。