インターネット上の言説では、往年の代表曲の印象が強すぎるあまり「みきとPは過去の人」「最近は新曲を出していないのではないか」といった誤認が散見されます。しかし、この見立ては実態と大きく乖離しています。
音楽業界のフロントラインにおいて、みきとPは屈指のヒットメーカーとして楽曲提供の依頼が絶えない状況を維持しています。アニメ作品の劇伴や主題歌、著名声優、アイドルグループへの楽曲提供はもちろんのこと、近年ではホロライブ所属の星街すいせいをはじめとするトップVTuberへの提供曲が高評価を博しています。
自身のアルバム制作やボカロ新曲のリリースをマイペースに続けつつ、他者へのプロデュース業でチャート上位を狙える柔軟性こそ、彼が単なる一過性のネット作家にとどまらない最大の理由です。打ち込み特有の緻密なアレンジと、生楽器主体のオーガニックな響きを両立できるエンジニアリング能力の高さは、メジャーの制作現場でも極めて重宝されています。