ドラム式洗濯乾燥機は、内部に高機能なヒートポンプや排水ポンプを搭載しているため、縦型よりも残水が溜まりやすい構造になっています。給水ホースの水抜きおよび脱水運転までは縦型と同様ですが、その後に糸くずフィルター(排水フィルター)の水抜きが必須となります。
本体前面下部にあるカバーを開け、糸くずフィルターのつまみをゆっくり左に回します。このとき、受皿やタオルを下に敷いておかないと、内部に溜まっていた200〜500mlの汚水が床に溢れ出します。水が出なくなったらフィルターを完全に引き抜き、付着したゴミを洗い流して元の位置へしっかりと締め直します。
さらに運搬前準備として絶対に欠かせないのが、購入時に付属していた「輸送用固定ボルト」の装着です。ドラム式は脱水時の振動を吸収するため洗濯槽がサスペンションで吊り下げられており、固定ボルトなしでトラック輸送を行うと、走行時の揺れでドラム軸が歪み、再設置後に激しい異音や故障(偏心エラー)を招きます。ボルトを紛失した場合は、事前に家電量販店やメーカー公式サイトから取り寄せる必要があります。