放送当時の大バッシングと話題沸騰を受け、制作陣はパッケージ化に向けた大規模なリテイク(描き直し)作業に着手しました。後にリリースされたDVD第2巻に収録された修正版は、テレビ放送版とは完全に別物と言える仕上がりを見せています。
修正版では、キャベツの表面に走る細やかな葉脈、幾重にも重なり合う葉の立体感、さらには包丁を入れた際の断面の繊維感やみずみずしさまでが極めて緻密に描き直されました。フィーナ王女の表情や包丁さばきのアクションも大幅にブラッシュアップされ、スタッフの意地と執念を感じさせるハイクオリティな作画へと変貌を遂げています。
この劇的なビフォーアフターはファンの間でも大きな話題となり、「初めからこのクオリティで放送できていれば名作だった」と惜しまれる一方で、修正版の完成度の高さが逆説的にテレビ版の異様さを際立たせる結果となりました。