多くの人が「単なるビックリ画像サイト」と誤解しがちですが、本作の本質は本格的な謎解き脱出ゲームです。恐怖に耐えながら画面を注意深く観察し、隠されたヒントやアイテムを見つけ出さなければ先へ進めない、非常に難易度の高い設計が施されています。
フロアが進むにつれてパステル調のメルヘンな世界観は徐々に崩壊し、背景にはノイズや不穏なメッセージが混ざり始めます。プレイヤーは「次をクリックしたらまた化け物が出るのではないか」という極度の緊張感に晒されながら、数字の暗号解読やクリックパズルを解き明かしていくことを強いられます。
数々の絶叫トラップを潜り抜け、最終ステージの仕掛けを解いた先に待つエンディング結末もまた、強烈な皮肉に満ちています。すべての謎を解き明かして「ついに脱出できた」と安堵した瞬間、画面には祝福のメッセージではなく、最後の最後までプレイヤーを嘲笑うかのような最凶の恐怖演出が待ち受けています。「救いなど最初から存在しない」という絶望感こそが、このゲームを伝説たらしめた決定打でした。