イベント開催日になると、JR幕張駅の改札口で駅員に「幕張メッセはどちらですか」と尋ねる来訪者の姿が日常的に見られます。この2駅の混同は、首都圏の鉄道路線における代表的なトラップの1つです。
JR総武緩行線(各駅停車・駅番号JB 35)が乗り入れる幕張駅は、古くからの宿場町・住宅地としての性格を持つエリアに位置します。これに対し、幕張メッセやZOZOマリンスタジアム、大型ショッピングモールが建ち並ぶベイエリアの中心はJR京葉線の海浜幕張駅です。両駅間を徒歩で移動すると約25分〜30分を要し、重い荷物や悪天候時には大きなタイムロスとなります。
もし誤って幕張駅に到着してしまった場合でも、慌てる必要はありません。駅南口ロータリーのバス乗り場から運行されている「海浜幕張駅行き」または「幕張メッセ中央行き」の京成バス・千葉シーサイドバスに乗車すれば、約10〜15分で現地へ直行できます。交通系ICカードに対応しており、日中も1時間に複数本のバスが運行されているため、タクシー乗り場が混雑している際にも有効なリカバリー手段となります。