近年、ドライブ観光の人気が高まるにつれ、日中のピークタイムには観光バスやレンタカーが集中的に訪れるようになった。混雑を避けて、静寂の中で本来の絶景を楽しみたいなら、時間帯の工夫が欠かせない。
最も推奨されるのは、早朝6時から8時の時間帯だ。朝もやがうっすらと丘を覆う中、朝日が斜めから差し込むことで、道路の凹凸と丘の立体感が最も美しく際立つ。交通量も極めて少なく、静寂に包まれた澄んだ空気の中でじっくりと撮影を楽しむことができる。また、夕刻のサンセットタイムも狙い目だ。夕陽が十勝岳を赤く染め上げ、影が長く伸びる光景は幻想的で、日中の喧騒とは無縁の時間が流れる。
正午前後の時間帯は光が頭上から降り注ぐため高低差の影が出にくく、交通量も最多となる。静かな北海道の風景を満喫したい場合は、宿泊地を上富良野町内や近くの温泉地に設定し、早朝のドライブに出かけるのが最も賢明な選択と言えるだろう。