女優・モデルとして円熟期を迎えつつあった時期、ファンを驚かせたのがプライベートにおける人生の決断でした。中島はるみは信頼できる伴侶との出会いを経て結婚。その後は出産と育児を最優先にするため、レギュラー番組や長期拘束を伴う映像作品のオファーを段階的に固辞するようになりました。
昭和後期の芸能界では、結婚後も無理なスケジュールで仕事を継続させられるケースが少なくありませんでしたが、彼女は自身の私生活と仕事の境界線を明確に線引きしました。子供の成長期には完全に家庭に専念し、PTA活動や地域社会との関わりを大切にする姿勢を貫いたと伝えられています。この「潔いフェードアウト」こそが、彼女が今なお多くのファンから清純で美しい記憶のまま愛され続けている決定的な要因です。