ネット上の情報やSNSの口コミには、一部ミスリードを招く言説も見受けられます。現場のリアルな実態をもとに、よくある3つの誤解を是正します。
誤解1:「私服で出席しても浮かない」という噂
一部の芸術系大学や特定学部を除き、国内の総合大学における式典参加者のスーツ着用率は98%以上です。大学から「平服でお越しください」と案内があっても、日本のセレモニー文化における平服は「略礼服(スーツ)」を意味します。私服で参加すると会場で強い孤立感を味わうことになるため注意が必要です。
誤解2:「安価なファストファッションのセットアップで十分」という盲点
近年のファストファッションは優秀ですが、生地の光沢感やハリ、肩パッドの構造において、専門店が仕立てたフォーマルスーツとは明確な差が出ます。特に屋外の自然光の下で集合写真を撮影した際、生地の薄さやシワが目立ってしまうケースが少なくありません。大学生活の公式行事用として1着は専用スーツを持っておくのが賢明です。
誤解3:「3月下旬に買えばセールで安くなる」という危険性
3月中旬以降はスーツ量販店のお直し工場が全国的にパンク状態に陥ります。袖丈や裾上げの仕上がりに10〜14日を要することもあり、「入学式当日に仕立てが間に合わない」という最悪の事態になりかねません。購入のデッドラインは2月中旬から3月上旬です。